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他者の隣で思い出す

​記憶の百物語

人々が集い怪談を順に語るのが百物語だとしたら、「記憶の百物語」は一人ひとりが記憶を順に語る会です。自分の中にある記憶というテキストを探り当て、口にするとき、黙読や朗読とは異なる音読がそこに現れます。上手に話していただく必要はまったくありません。ぜひ気軽にお越しください。*冬季を除き、隔月開催を予定しています。

【第三回】2025年春 準備中

※当日は実費500円を頂戴します。

過去の開催

【第二回】2024年11月29日 19時半~ 旧加藤家住宅

【第一回】2024年9月18日 18時半~ 旧加藤家住宅

百物語は新月の夜に開催されるそうだが、「記憶の百物語」は図らずも満月の夜に始まった。

語りが一巡、二巡するうちに、「この瞬間に思い出したもの」を口にすることができるようになる。それは、伝えたいという意思が乗る前のテキスト、受け取ったというしるしを求める前の声なのではないか。

他者の記憶が呼び水となる。「話の枯渇」という事態からは、いつしか遠く離れている。

 

読む派

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